クレジットカード現金化は必要悪なのか

クレジットカード現金化は世の中ではグレーゾーンの行為として認識されています。

実際にクレジットカード発行会社はこのショッピング枠を利用した現金化行為を認めておらず、各カード会社のホームページには注意勧告の記載がされています。
そのような状況の中でも、法律的に違法の行為でなければカード所持者はクレジットカード現金化を行うことで法律上、罰せられる事はありません。
罰せられないイコール、全くの罪悪感がないかは利用者によって様々な感情を持つものだと考えられます。
それではクレジットカード現金化と言う行為は現金がどうしても必要な方にとっては必要悪として捉えるべきなのでしょうか?

現金化への見解

クレジットカード現金化への見解
先にも述べたようにクレジットカード現金化は法律上は違法ではありません。
厳密に伝えると日本の法律上で現金化を行う業者及び利用者を罰する法律がありません。
消費者庁からは注意勧告が出ておりますが、あくまでキャンペーンを打つなどして利用をやめるように促す勧告となっているのが現状です。
もちろん法律上、違法でないことは全て行っていいと言うことではなく、注意勧告が出ているということはクレジットカード現金化を行うことによりトラブルに巻き込まれるた事例や、関連する会社などに不利益が出ているため、また、返済が出来ずに返済に行き詰ってしまう等のマイナス要素があることは忘れていけません。
また、クレジットカード発行会社は規約の中にショッピング枠を利用した現金化は規約違反である旨を記載しており、しっかりと禁止しています。
その為、ショッピング枠を利用した現金化がクレジットカード発行会社にばれてしまった場合、最悪はクレジットカードを停止されてしまうなどの処分が下されてしまいます。
これら全ての事柄を踏まえるとやはりクレジットカード現金化は一般社会ではグレーな行為であり決して表立っておすすめ出来る行為ではないと考えるのが妥当だと思えます。

現金化とよく似た事例

同事例
この法律上違法ではないが行政機関や関連団体から禁止を出されているものは他にも存在しており、その一つが飲食店などでの鶏肉や牛内臓肉などの提供です!
法律上で明確に違法とされているものは牛及び豚のレバーや、法律で定める調理方法で提供されていない牛生肉等の一部であり鶏肉の刺身やレバー以外の牛内臓肉の生での提供は現在は違法ではありません。
しかし、同じく行政が管轄している保健所からはこれらの生肉の提供は控えるように勧告されており、実際に提供を前提が保健所に発覚した際には注意指導などが行われる地域もあります。
実際に牛や豚のレバーに関しては近年まで違法ではなかったため多くのお店で味わうことが出来ました。
しかし、この期間も保健所は提供しない様に勧告は出しており、実際に食中毒による死亡例が出るまではお店の売りとて堂々と提供は行われていました。
(今でも鳥刺しなどは保健所的にはよろしくない食材ですが、法律違反ではないことと世間での悪いイメージが無い為、近年でもテレビなどで紹介される事などもしばしばあるのも現実です)
また、事実上は違法に当たるが世間の流れによって違法と判断されない事例もあります。
美容室・理容室の法律の違いはその一つであり、近年、改正があったと聞きますが少し前までは理容室でのカットだけでの提供や、理療室でのパーマだけの提供は法律上は違法の内容となっていました。
しかし、この行為が違法と思う方は少なく、実際に逮捕者が出るようなことはありませんでした。
このように、実際にはクレジットカード現金化に限らず、違法ではないがグレーゾーンに入る事例は幾つか存在するのが現状ではあります。

マイナス要素とは


一般的にクレジットカード現金化を行うことで起こり得るマイナス要素として以下の点が挙げられており、その理由ゆえに消費者庁からの注意勧告やグレーゾーンの認識が強い状況となっています。

■実際に決済した金額から現金化業者に手数料が引かれるため、実際の借金としての返済額は手元に入った額以上となる
■利用しすぎにより返済が出来なくなってしまう
(最終的に債務整理などを行うまでに至ってしまう)
■悪徳クレジットカード現金化業者を利用した場合には詐欺などのトラブルに合う危険性が有る
■クレジットカード発行会社は禁止行為としているため発覚した際には最悪の場合、利用停止になってしまう

クレジットカード発行会社からすると、ショッピング枠を利用した現金化を行うカード会員による返済の遅れや債務整理などによる負債などが起こるトラブルが多い為に禁止事項としているものと思われます。

現金化を必要とする利用者とは


クレジットカード現金化を利用する理由としては複数考えられます。

■個人事業主の方で、次の融資や売上入金日までの繋ぎの資金として
■家族に内緒で現金を工面したい人(キャッシングの場合には跡が付くため)
■近日に住宅ローンなどの融資を考えており、現金借入の履歴を残したくない方

しかし、一番多い理由として支払いなどのために現金が必要だが、貯蓄はなく、キャッシングやカードローンの枠も使い果たした人達が最後の現金を手にする手段として利用されているものだと思います。
近年、実施された貸金業法の改正により、個人での現金借入は年収の3分の1までと定められたこともクレジットカード現金化利用者が増えている原因の一つであり、その法律改正が入った理由としては、消費者金融やクレジットカード会社がグレーゾーンの高い金利で多額の金額の貸し付けを行ない続けたため、多くの債務整理者が出たことが発端ではあります。

まとめ

クレジットカード現金化は必要悪かまとめ
記事タイトルであるクレジットカード現金化は必要悪か否かに関しては、逃げるような答えになってしまいますが、当サイト管理者としては利用する人によって変わるものだと思います。
日々の生活の中で現金がどうしても必要になる場面は少なくはありません!
貯蓄をしっかりしておけば良いと考える方も多数存在すると思いますが、日々の生活だけで貯蓄まででお金が回らない方もたくさん存在します。
総量規制以降、簡単に現金の借入が出くなくなった今、現金を手にすることのできる最終手段として、クレジットカード現金化を利用すること自体を法律上、違法行為でない状況では一概にダメなことと位置付けることにも疑問を感じてしまいます。
しかし、安易に現金を手にする行為を繰り返してしまい、返済に首が回らなくなるような状況は決して望ましい形ではありません。
クレジットカード発行会社もショッピング枠を利用した現金化を禁止する理由としては、回収ができない事例が増えてしまったことにあり、正直なところ返済さえしっかり行われれば何も問題とはしない内容だと思われます。
消費者を守ることが前提であれば、キャッシング利用枠と同様に、年収に合わせた利用可能金額を設定するはずです
全ては利用する方の利用方法次第で必要悪にもリスクだらけの行為にもなってしまいまうのが現在の状況だと思われます。
クレジットカード現金化をリスクだらけの愚行な行為にしないためにも、利用を検討する際には返済計画を立て、様々な情報を確認したうえで優良業者を選びだすことが大切だと思います。